インド仏跡地巡礼 NO.3

そろそろ起きますか?と同宿した青年の声に目が覚める。相当疲れていたようでグッスリと寝ていました。時計を見ると現地時間で8時頃でした。シャワー室で顔を洗いミネラルウォーターを飲む。インドの水道水は絶対に飲んではいけないとガイドブックに書いてあったので忠実に守る事にしています。ウッカリ飲めば酷い下痢のピーピーとなるらしい。日本の水道水は世界一綺麗らしい。

昨夜に洗濯していた下着類は既に乾いていた。荷物の点検と今日の予定を話し合った。昨日の話しの通り、現地の旅行ガイドの会社を探して訪れる事にする。現地ガイドを私一人で探すのは無理であり、お願いして青年にも付き合って貰う事にしました。ホテルをチェックアウトして外に出るとニューデリーの下町らしく独特の匂いと大勢の人が行き交っている。大通りではリクシャー ( 自転車に繋いだ客2人乗りの車 ) やオートリクシャー ( 単車 )や日本ではポンコツと言われそうな旧式の自動車が走っている。道路は真ん中しか舗装しておらず路肩の端の方は土で溝になっている。昨夜に到着した時は夜で町の様子を伺う余裕は全く有りませんでした。しかし、人間の多さと喧騒は凄いとしか言い様が有りません。道の真ん中を平気で牛が歩いています。インドでは 牛 は神の使いで大切にされています。道端に落ちている牛糞を拾って家に持ち帰り燃料にすると言う話です。

途中に露天で売っていたチャーイ ( ミルクティー ) とナン ( カマドで焼いた平べったいパン ) を買って朝食を取る。ホッと一息付く間もなく、子供が側に来て手を出している、同行している青年は知らん顔をした方が良いと教えてくれる。しかし、粘っているので根負けして、先ほどホテルでお釣りに貰った1ルピーのコインをあげた。すると3人から5人へと次々と人数が増えて来た。これはマズイと言う事でその場を逃れました。

私達のいる場所はニューデリー市内のどこにいるのか分かりません。青年が現地の旅行ガイドの会社を探してくれています。ヒンズー語ばかりだと思っていましたが、Travel Tourist と言う英語の看板が見えました。やったという感じで、英語が通じる旅行会社を見つける事が出来ました。こちらは片言の英語でも単語を並べれば話せます。ヒンズー語のようにチンプンカンプンでは無いので助かります。

事務所に入り一番奥の方に通され、大きなテーブルの向こう側に責任者らしい人が座っています。2人が腰を下ろしてから、旅行の目的を私が英語で告げました。BUDDHA PLACE と繰り返して言いながら、日本から持って行った50cm位の大きな北インドの地図を拡げて場所を指し示しながら、ルンビーニ、サヘート・マヘート、ボードガヤ、クシナガラ、サルナート、ラージギール、サンカーシャ、ヴァイシャリー、と大きな声で説明しました。その時に念珠を手に持って、Japanese Buddhist と言いながら、ここに行きたいので車とガイドを一人雇いたいと言いました。

事務所の責任者からOKと言う返事があり値段交渉に入りました。1日100ドルだと言うのです。青年の方を見ると彼も高いと言う話であり、値引きの交渉に入りましたがビタ一文まからんと言うのです。足元を見られたような気がしましたが、料金はそのままにして条件闘争に入りました。100ドルの中にガイドの人件費、車のガソリン代やガイドのホテル宿泊代は含んでいると言う事を確認し、私の食事と宿泊代は自分で支払うと言う事で決着が着きました。明日から出発し、5泊6日くらいになるだろうとの予測です。総額で600ドルを支払う事になりました。しかし、全額を今ここで支払えないと言って、半分の300ドルを旅行小切手で支払いました。残りの300ドルは、旅行が無事終わった時に支払うと約束し、空港で両替したルピーの札束とまだ持っている旅行小切手を見せて信用させました。これでガイド付きの自動車が手に入りました。

昨夜バスを降りてから、声をかけて下さりホテルの同宿と現地の旅行ガイドの会社を探してくれた、日本の青年に言葉での御礼と旅行費用の一部に使って欲しいと餞別を差し上げました。彼があの時に現われなければ野宿に成っていたかも知れません。本当に助かりました。今から思えば偶然にしては出来過ぎの感じで、お釈迦様が便宜を計ってくれたと思います。( シンクロニシティー現象 )

明日からのガイドのインド人を紹介されました。英語が話せる様です。私と同年齢位で、体格の良い朗らかな人柄とお見受けしました。お互いに自己紹介をしたところ、私と同じく奥さんと子供2人いるらしい。愛想も良く今日の予定はと聞かれたので、まだ何も決めていないと言う。それなら昼食を一緒にして、昼からニューデリー市内の観光名所を案内すると言われました。喜んでOKして彼の案内に任せる事にしました。

レストランに入り、インド料理のナンに辛い数種類のカレースープを付け、チキンの蒸し焼きなどを食べました。ミネラルウォーターを買ってカバンに入れ店を後にする。ガイドの車でインド門や国会議事堂などを案内してもらいました。カメラで写真も撮ってもらう。夕方になりホテルは?と聞かれたので、まだ決めていないと言う。ガイドに半日分の料金25ドルを支払い、食事付きの中流のホテルを紹介してもらう。明日の朝、8時頃に迎えに来ると言ってホテルの玄関で挨拶して別れました。ホテルのフロントでパスポートを見せて一泊したいと告げ、前金を支払ってから部屋に案内される。今日も何とか無事に過ごせて良かった。親切なガイドにも巡り会い、明日からいよいよ仏跡地の巡礼が始まる。

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この記事へのコメント

2014年03月04日 09:37
ウェブリブログ 気持玉の通知がありました。
2014/03/01 18:23
◆対象記事
インド仏跡地巡礼 NO.3
http://h-jukunen.at.webry.info/201403/article_1.html

◆気持玉
《ニックネーム》
テッドさん
《気持玉》
なるほど(納得、参考になった、ヘー)
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事務局からメールがありました。

テッドさん 有難うございます。
数日前から、写真も投稿しています。
写真を加えれば華やかになりますね。
百聞は一見に如かずと言います。

これからも宜しくお願い致します。

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