物価や為替の予測について、NO.2

物価は基本的に需要と供給のバランスで決まります。しかし最近のグローバル化した経済では世界中の出来事が一瞬に伝播して相場が変動します。雨が少ないと言うお天気のニュースでシカゴ穀物取引所のコーンの価格が上がったり、雇用統計発表の瞬間にドルと円の為替が変動します。1企業の倒産のニュースで世界中の株価が暴落したりと地球規模で物価や為替が足並みを揃えて変動します。

世界中のコンピュータがネットで繋がっており国境が有りません。国々の領土は分割されていますが情報に国境はありません。この矛盾が紛争の原因の一つだと思います。

輪転機を廻して紙幣を増刷し国債を際限なく乱発するのは、一抹の不安を感じます。日本はGDPに対する国債の比率はかなり高くハイパーインフレが起こると予想する人もいます。しかし、日本は自国民が国債の買い手であり、対外純資産が世界一の金持ち国家で、海外の投資先から莫大な配当や利益金が入って来ます。戦後の混乱期で食べる物が無く物資が極端に不足した時と全く状況は異なります。ジンバブエの様には成らないでしょう。

物価、株価、為替、の変動を予測するのは難しく、経済学者やアナリストが予測していますが、当った事は稀です。人間の欲望が渦巻いている煩悩の世界と言えます。

瞑想や修行により天眼通の能力を持てば自分で未来を予測出来ますが、その次元まで上昇すれば価値観が劇的に変化しており、悟りに近づいた人は株価の予測などしないでしょう。アカシックレコードやインドに行ってアガステアの葉を読んでも無理でしょう。欲望を根拠にした質問には正しい答えは返って来ません。

この矛盾は、素粒子の存在確率と同じで、ハイゼンベルグが提唱した不確定性原理と同じ意味だと思います。素粒子の位置と運動量を同時に知る事は不可能と言う事です。未来を予測する為に修行(運動して変化する)すれば、株価を知りたいと言う位置が変化(知りたいと思わなくなる)してしまう。何事も両方同時に知る事は出来ないと言う不思議な原理が、この世を支配している。

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この記事へのコメント

華の熟年
2014年03月27日 17:28
ハイゼンベルグの不確定性原理の計算式

Δx X Δp = h

Δx は、位置の不確かさの幅

Δp は、運動量の不確かさの幅

h は、プランク定数 ( 6.626 × 10^-34 ジュール・秒 )

プランク定数は決まっているので、片方が大きくなれば、もう一方は小さくなる。

時間とエネルギーについても同様です。

不確定性原理の計算式 Δt X ΔE = h

Δt は、時間の不確かさの幅

ΔE は、エネルギーの不確かさの幅

時間を正確に測ろうとすれば、エネルギー値が曖昧になってくる。その逆も同じ。

素粒子の微小な世界はこれらの法則が支配しています。

マクロな目に見える世界も同じ事が言える。
2014年03月27日 18:55
観測しなければ位置は確定しているが、観測すればその位置が観測の影響を受けて動いてしまう。しかもどこに動いたかは確率で表される。
最近はTwitterのささやき(ビッグデータ)を株価予測に活かそうとの動きがある。大きなΔPを投入すればΔxは小さくなり、その位置(方向?)の確からしさが増すとの考えだろう。
多くの人は物事に信念を持たない。オピニオンリーダーの動きにつられて大移動する。その結果、Δxの精度は向上するという理屈になる。この株価予測がどうなるかが今後の楽しみである。
ただ、景気や株価には国の事情や人の欲を反映してオーバーシュートする。その行き着く先はカタストロフィーである。カタストロフィーが起こると為替と株式が大変動する。
人類の歴史は造っては壊しの連続である。その度に少しずつ賢くなっていっているとは思うのだが、小さな変化には敏感でも大きな変化が見えないのが人の常である。明日のことはわからない。
2014年03月27日 23:55
畑啓之さん、こんばんは!!!
Twitterのささやき(ビッグデータ)を株価予測に活かそうとの動きがある。

成るほど、面白い試みですね。
電車のICカードで消費者の行動パターンを割り出そうという話も聞いた事があります。
次々と新しい技術や商品が開発されドンドン便利になって行きます。サイズは小さくなり性能は向上して行く。
ただ、どの方向に進むのかを予測するのは難しい。

大阪もそろそろ桜の季節です。




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