この世の成り立ちについて。NO.2

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東寺の金剛界曼荼羅( 一印会部分 ) 1/9、大日如来(だいにちにょらい)は、この宇宙にあまねく存在する万物全てを現しています。

ネパールの絵師が描く






世界には、この世の創造について色々な神話があります。

日本の神話では、古事記に始原の神々とともに天地の創生が語られており、イザナギとイザナミという二柱の神が結婚し、主な島々や神々たちを生みもうけたと書かれています。天の橋にたち矛で混沌をかき混ぜ島をつくる。中国の神話では、全ては卵の中身のようにドロドロで混沌としていたが、その中に、天地開闢の主人公となる盤古が生まれた。ギリシアの神話では、天地の前には混沌(カオス)のみが存在した。カオスから最初に大地(ガイア)、夜(ニュクス)、闇(エレボス)、愛(エロース)、奈落の底(タルタロス)が生まれた。北欧の神話では、ユミルの生きていた太古の昔、海も波も砂も大地も天も草もなく、ただ、大きな淵だけがあった。エジプトの神話では、原初の海ヌンより生まれた。キリスト教の神話では、初めに神は天と地を創造した。イスラム教の神話では、すべてのものはアッラーフによって創造されたとされる。インドの神話では、乳海攪拌により天地創造したとされる。

現在この世の創造については、天体観測や理論的裏付けにより、137億年前に'' 無 '' からビックバンにより膨張して宇宙が出来たと言われています。時間・空間・物質の何も無い所から産まれた。素粒子一個分のエネルギー量で四次元時空に出現し、次々に真空の空間からエネルギーを補給しながら成長してサイズも全体のエネルギー総量も指数関数的に増大して行ったと考えられます。'' 無 '' から出来た様に見えるだけで、実際は異次元の領域からこの世の四次元空間に姿を現したに過ぎないと考えられる。

この異次元の領域こそ、見えない宇宙でありデビッド・ボームが提唱している暗在系と言われる物で、この異次元の世界は時間・空間・物質・そして全ての魂が渾然一体と成って、ホログラフィーの様に畳み込まれている。過去や未来も空間もあらゆる生き物の霊魂も全て混沌としている。そこから量子物理学的に、高次の波動関数の収斂が起こりこの世に投影されて時間・空間・物質が確定する。四次元時空に住んで居る人間から見ればあたかも'' 無 '' から出現した様に見えるだけと考えられる。

この領域は、異次元であり現在の科学技術では直接観測や測定は出来ない。未知の物質であるダークマターがこの領域に存在している可能性が大きいと思われます。又、人間が死んで '' 魂 '' が行く場所と言われている霊界 ( あの世 ) も同じ場所の可能性が大きい。テレパシー・体外離脱・念力、未来予知、念写、自動書記、シンクロニシティー、気功、等々の現象について、異次元を介しての高次の波動関数の収斂と考えれば、全て説明が可能となる。

この宇宙は一つの生命体であると以前にこのブログで書きました。身体 ( 森羅万象 ) はアミタと言い、心 ( 宇宙意識) はアマラと言いました。全て繋がっていると言う事は、ユングの唱えた集合的無意識ともピッタリと一致する。アカシックレコードにある無限の情報やアガスティアの葉もこの次元から入手すると考えられます。

結論として、人間やこの宇宙はあの世である異次元の領域から高次の波動関数的に投影された物で有ると解釈できる。過去の偉大な宗教家が繰り返し述べていた事を総合的に考えても、本来住んでいる場所はあの世で有ると思います。

この世に人間として産まれて来た理由は、この世で魂の修行をし、愛と慈悲心を養うことで有り、煩悩を破壊して輪廻から脱出し、解脱する事と考えます。

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この記事へのコメント

華の熟年
2014年06月30日 20:51
世界各地の神話で '' この世の創造 '' について重要なポイントだけを列記しました。その内容に共通点が有ることにお気付きかと思います。

原初は混沌 ( カオス ) としており、そこへ攪拌の手を加えてから天地が創造したと言っています。これは、量子力学で言えば波動関数の収斂と同じ意味です。シュレディンガーの猫が生きているか死んでいるかと言う、矛盾した話をした事が有ります。コペンハーゲン解釈では、観測者の実行によりに波動関数の収縮が起こり、物体の観測される状態をただ一つに決定する。つまり、神話による混沌からこの世が出来た意味と、異次元の世界である時間・空間・物質等が渾然一体と成っている所から、ビックバンにより宇宙が誕生したと言う話とピッタリ一致します。

神話の世界は全くの作り話では無く、人間は瞑想或いは何らかの意識の拡大により、表現方法は異なりますが、宇宙開闢の物語を知ったのだと思います。
2014年06月30日 21:37
こんばんわ~。世界のいろんな神話にお詳しいですね。NO.1ブログ記事も、実は、読むことができませんでした。物理、宇宙研究者の本など読んだことがない私です。今度もコメントはできないです。が、世に言う、実は嫌いな言葉ですが、霊感がある私なのか、又はご守護霊の力により、星空に金色に輝く輪郭の菩薩様を見たことがあるなど。。たくさんの現世界とは異なる界があることを心身で体験してます。どちらかというと現世がセンターではなくて、他界が宇宙の根本になっていますような気がします。東寺さんの両界曼荼羅の画像をみつめては想うことは、如来さまはじめ宇宙神さまの慈悲などの心=エネルギーに満ちた界があるように思うのです。宇宙観として、「おかげさまで」ということで、人は目や電波で見つめることが可能な銀河などがあるような理解です。
コメントが記事のひとつの内容、メッセージに応えたものでないのですが、自己体験から知ることがらを、コメントさせていただきました。NO.1記事をも何回も読ませてください。
大師遍照金剛様は神通力で宇宙の真理と実際をご存知だと思います。
華の熟年
2014年07月01日 06:18
さとし君 さん お早う御座います。

霊感を持っているのは良い事だと思います。私の主張している異次元の領域に賛同して頂いた様で嬉しく思います。

マクロな超常現象は理屈で説明出来ませんが有ると思います。現在の科学技術は未だ未だ未熟で、テレパシーや念写などをきちんと説明出来ません。コンピュータの心臓部で有る中央演算処理装置は半導体で出来ており、この動作はいわゆる超常現象を上手く利用していますが、厳密な解釈や証明は未だに出来ていません。便利だから上手く利用しているだけです。ミクロな素粒子の運動は人間の通常の感覚から言えば超常現象のオンパレードと成ります。以前にこのブログで説明した、素粒子の二重性やトンネル効果はこの事を表しています。

私は子供の頃に夢の中でフワフワと天井から屋外に出て行き、外の景色をリアルな感覚で見たことは何度かありました。昨日は在家勤行次第を唱えながらお線香の煙の形を見ていると奇妙な動きをしたのには驚きました。先祖の霊が反応したと感じました。世の中にはオーラを観たり、誰もいない場所で人が見えたり、シンクロニシティーに合ったり、色々な体験をする人がいます。
華の熟年
2014年07月01日 21:27
さとし君 さんへ、追伸です。

☆☆ 世界のいろんな神話にお詳しいですね。☆☆
神話の話は半分位はネットで調べました。分からない事が有ればその都度Wikipediaで検索しています。

☆☆ 物理、宇宙研究者の本など読んだことがない☆☆
私は高校の図書館で、'' 不思議の国のトムキンス ''と言う相対性理論に付いて比喩的に面白く書かれた本を読んでから宇宙論について興味を持ち始めました。著者のガモフは、ビックバンの名付け親です。

☆☆ 星空に金色に輝く輪郭の菩薩様を見たことがある☆☆
この話は、自己の潜在意識と菩薩界とが感応したと思います。

☆☆ 現世がセンターではなくて、他界が宇宙の根本になっています☆☆
おっしゃる様に本来住んでいる場所はあの世で有ると思います。人間の意識は成長して進化するもので有り、この世に肉体と言う不自由な鎧を着て魂の修行をしていると思います。輪廻を繰り返した後に、悟りの境地に達した者だけが、宇宙意識と一体となる。密教では解脱と言います。

☆☆ 大師遍照金剛様は神通力で宇宙の真理と実際をご存知だと思います。☆☆
真言宗の開祖である弘法大師は、もちろん知っていました。
2014年07月02日 00:52
華の熟年さん~、2度のレスありがとうございます。著作者ガモフさんの名前をお教えくださり、図書館で借りるか購入もできますので。
追伸の内容を参考にしながら、今までの数多い、いわゆる霊的な体験も思い起こし、「分析」、理解もできます。
今年はこれまでになく良きお山開き日の、最低のなすべき実践ができまして、自己かってながら満足してます。お叱りを受けた年もありましたが。。
華の熟年
2014年07月02日 22:38
さとし君さん こんにちは。

不思議の国のトムキンス、著者のジョージ・ガモフはビッグバン宇宙論で知られた世界的な物理学者です。主人公のトムキンスが相対性理論や量子力学の効果が日常的でも観察出来る様に不思議な世界に入り込んで、思いがけない出来事を体験すると言う内容です。相対性理論で身体が縮んだり時間が遅れたりと非日常的な物理の世界を解き明かしています。大変面白い読み物です。私は高校生の時に読みました。

富士山のお山開きがあった様ですね。

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