パソコン通信の回想録 No.3

パソコン通信を初めて間もなく、SIG(special interest group 趣味を同じくする人の集まり)のある事を知り、私は化学研究の会社に勤めていましたので化学系のSIGを探したところ、化学とコンピュータ という名前のグループがありました。SIGの主催者は大学の先生です。最初は掲示板を閲覧したり、SIGに登録されている分子モデリングソフトや分子モデルの立体表示が出来るフリーソフトをダウンロードし、パソコンに表示して楽しんでいました。しかしまだ掲示板に書き込む勇気がありません。社内で年一回研究発表会と言うのがあり、仕事の上で得られた知見や苦労話を発表する機会があります。その時に優秀賞を取ったアダマンタン( C10H16 10個の炭素がダイヤモンド構造と同様に配置されている篭型の分子 )と言う分子から誘導体を創る研究発表で、パソコンで三次元の立体表示をして見たくなり、アダマンタンの分子座標を教えて欲しいと、初めて掲示板のQ/Aのコーナーに書き込みました。2日後位に、三次元座標と結合情報がアップされていました。早速に自分のパソコンに取り込んでカラー表示し研究発表されていた誘導体をモデリングしてみました。これ以上は企業秘密で言えません。あっ25年も前だし時効かな?このボードへのQ/Aメッセージから本格的な参加型のネットワーカーとなりました。仕事から家に帰れば先ずパソコンをONして、化学とコンピュータのSIGを閲覧し、ハマってしまいました。その掲示板で沢山の人々と情報交換した事を今でも覚えています。化学ソフトウェア学会と言う団体にも入会し学会主催の研究発表会にも参加しました。その後に関西地区で学会の研究発表会が行われる事になり、SIGの掲示板でオフラインミーティングをやろうと言う話が持ち上がりました。私は大阪在住でありオフラインミーティングの幹事をして欲しいと言われました。快く引き受けて道頓堀の料亭で15名位の盛大な宴会を開きました。私にとり参加されている皆さんは初対面です。しかし、SIGの掲示板でコミニュケーションを取っていましたので、さほど違和感なく宴会の席でも振る舞うことができました。

当時、西国三十三箇所を家族と共に巡礼していましたので、宗教関係のSIGを探すとありました。坊主の辻説法 と言う名前を見つけ、このSIGにも出入する様になりました。禅宗のお寺の住職さんが主催しておりました。このSIGでもオフラインミーティングが開催された時、私も参加し坐禅のやり方を教えて貰ったのを覚えています。

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