不確定性原理のバージョンアップした計算式。

ハイゼンベルグが 約80年前に出した計算式

εq x ηp ≧ h / 4π

εq : 位置の測定誤差
ηp : 運動量の散乱
h : プランク定数 ( 6.626 × 10^-34 ジュール・秒 )

物体の位置を測る時の測定誤差、測定する時に生じる運動量の乱れ。
位置の測定誤差と運動量の擾乱の関係となります。
両方を同時に正確に知る事は出来ないという事です。

約10年前に、名古屋大学の小澤正直教授が最初に提唱し、2年前に
ウィーン工科大学の長谷川裕司准教授が実験で証明し、以下の新たな
不確定性原理の計算式をバージョンアップして提示しています。

εq x ηp + σq × ηp + σp × εq ≧ h / 4π

εq : 位置の測定誤差
ηp : 運動量の散乱
σq : 位置の量子ゆらぎ
σp : 運動量の量子ゆらぎ
h : プランク定数

量子ゆらぎを考慮した不確定性原理の式で、小澤の不等式と言われている。
この計算式はより正確に記述していますが、言っている事は同じです。

今の状態を同時に知る事は不可能で、未来は予測出来ない事に成ります。

不確定性原理は量子論を支える重要な式で、いずれ量子ゆらぎは宇宙背景放射測定や
ニュートリノ観測の精密測定及び量子コンピューター開発にも関係して来ます。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 0

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック